訪問したお客さんからこんなハガキが来たんだけど、なんでしょうか?と聞かれました。
ハガキを見せてもらうと、延滞税が未納になっているということでした。
コロナ特例で延納をしていたこともあったが、今は全額納税しているつもりだとのこと。
元帳を確認してみましたが、確かに本税を分割で納付していたことはあったが、
最後の本税の納付時に少し多めに納付されておりました。その差額が延滞税と思われる。
一応、本税及び延滞税の金額を計算してみたところ、未納通知があった金額が残ってました。
延滞税の計算方法はホームページで調べることはできますが、
悩ましい部分もあったので、計算方法を整理してみます。
今回の延滞税はR2年分でした。
納期限から2ヶ月間の税率は、R2年分2.6%、R3年分2.5%で、
それ以降1年を経過する日までは、R2年分8.9%、R3年分8.8%です。
1 納期限から2ヶ月後までの間に年末年始を含んでいる場合
納期限からR2年12月末まで 2.6%
R2年1月1日から2ヶ月後まで 2.5%
2ヶ月後から納付日と1年後のいずれか早い日まで 8.8%
2 納期限の2ヶ月後から納付日までの間に年末年始を含む場合
納期限から2ヶ月後まで 2.6%
2ヶ月後から年末まで 8.9%
年始から納付日と1年後のいずれか早い日まで 8.8%
結構計算も面倒です。
エクセルなどで納期限と納付日及び納税額を入力すると延滞税が出るものを
一度作っておくと今後何かと役に立ちそうです。