先日受講したセミナーで紹介のあったMQ会計の本を読みました。今までずっとモヤモヤしていたものが少し晴れた気がします。決算書は結果でしかなくって、これをいくら分析しても利益を出せない・・・。そうなんですよね。実体験としてこれでどうやって経営に活かすんだろうって思っておりましたが、やっぱこれでは使えないんですよね。
一番重要な点は決算書には数量の情報がないということなんです。あと諸悪の根源は全部原価計算ですね。直接原価計算を勉強したときハッとさせられましたが、やはり経営改善には直接原価計算を使わないといけないだなぁ。MQ会計も基本的な考え方は直接原価計算ですけど、会計を知らない人にもとても分かりやすくまとめられている点が素晴らしい。
この本を読んでいると、なんだかできる気がしてきます。実際にお客さんの決算書をMQ会計で分析してみたいと思うようになります。ただ、数量の情報が必要ですから、簡単に作れるわけではないんですよね。もしやるとするならば、お客さんの協力が必要になります。
どうやって進めていくかが悩ましい部分もありますが、できれば全部の顧問先でMQ会計でいろいろと考えていきたいです。