消費税が10%に上がり、複数税率となった今回の税制改正で、
多くのお客さんがレジの改修をしています。
レジ回収費用の会計処理は、これまで単一税率対応のレジを複数税率対応にしているので、
機能追加とか性能向上ってことで資本的支出として資産計上しないといけないのかな?と
思っていたのですが、違っていました。
複数税率に対応すること自体は、機能追加でなく、性能向上でもない。
税制改正により、これまで出来ていた機能、性能を維持することができなくなったので、
これを維持するために必要な改修ということで、修繕でOKということなのかな?
まぁ、とにかく、税制改正にのみ対応するための改修であれば、全額修繕費として処理し、
資産計上をする必要がないようです。
ただし、同時に新たな機能追加がある場合には、その追加部分については、資本的支出として
資産計上が必要となります。
国税庁のホームページでQ&Aが公表されていますので、参考まで。