本日税務署より税理士会へ記帳指導の個別指導依頼による割り当てがあり、担当することとなりました。建設業の方が依頼者で、9月から2月の間に記帳指導をして確定申告まで行っていただけるようにするという依頼内容です。
新規のお客さんに対して指導をしていく際にご説明しないといけない内容ですから、それなりの資料を準備しておけば、新規のお客様に対しても資料を再利用できることとなります。良い準備をして良い個別指導ができるようにしたいものです。
指導内容として渡された資料には、9~11月で記帳指導、12~1月で決算指導、1~2月で申告作成指導という流れになっております。
【記帳指導】
申告記帳制度、消費税の仕組みと記帳要件、軽減税率、簡易課税制度、区分記載請求書等の記載方法、インボイス制度、記帳状況の確認
【決算指導】
青色申告決算書・収支内訳書の作成準備:棚卸表の作成、決算整理、減価償却費の計算、確定申告書の作成準備:必要書類の案内、e-taxの概要及び利用方法
【申告指導】
青色申告決算書、収支内訳書の作成指導、課税取引金額計算表等の作成指導、確定申告書の作成指導、確定申告書等作成コーナーの利用方法、e-taxによる確定申告書等の送信方法、白色申告者に対する青色申告の勧奨、マイナンバーの記載、振替納税の勧奨
何となくですが、新人税理士向けに指導はこうやってね!的な意味合いもあるのかな?とも思えます。