税務署へ記帳指導の申し込みのあったお客さん2件を担当することとなり、連絡を取っていたのですが、1件は一向に連絡が取れませんでした。電話を鳴らすも取ってもらえないので、留守電に入れても折り返し頂けず、ショートメールを送るも帰ってこず・・・。税務署へ連絡を取ってもらわないとどうしようもないなぁと思っていたら、昨日ショートメールの返信がありました。
どうも、親の介護で大変だったらしく、連絡ができない状態だったとのことでした。税務署の担当者からキャンセルされる方もいらっしゃると聞いていたので、今回どうしても無理だったらキャンセルをできる旨、今後どのようなスケジュールで進めていくのかといったことをご説明しました。
状況が状況なだけにすぐに返事もできないだろうから、9月中にある程度の方向性を決めて、連絡してもらうようにお願いし、今は待ち状態となっています。記帳指導の件は、どうなるかはわかりませんが、顧問先でも親の介護でちょっと連絡取れませんってこともちらほら出てきていますし、今後切実な社会問題になってくるんでしょうね。
先日、知り合いの税理士さんと話をする機会があったのですが、その方も似たようなことをおっしゃっていました。従業員さんの年齢が上がってきて親の介護でいつ辞めてしまうかわからない状況になってきているだそうです。なので、従業員さんの若返りを図ろうと募集をかけているけど、全然良い人が来ないので困っているとおっしゃっていました。
顧問先もそうですが、従業員さんもそうですよね。自分一人でやっている身としては従業員さんの心配はないものの、自分自身が介護しないといけなくなったらどうしよう?という不安はあります。自分自身にもしものこともあるかもしれないし。お客さんに迷惑をかけないために、何らかのバックアップとして別の税理士さんにお願いできる体制を整えておく必要もあるのかなぁ。
独立したら今まで考えたこともなかったことも考えるようになるんですね。立場が人を育てると言いますが、本当にそうだと思います。厳しい環境に身を置けば自分を磨いて成長できます。頑張ろう!!