今日は新規顧問先の決算に行ってまいりました。4月決算6月提出のため、今年の申告はこれまでの税理士さんにお願いすることとなっているのですが、決算書までの作成はきっちりして渡そうということとしました。
来年以降の決算の参考になりますし、ひょっとすると今回の報酬を少し下げてもらうこともできるかもしれないからです。
去年までの処理を見ている限り、対して問題になりそうな部分はなかったです。ただ、1つ気になったのが、同業者団体への建設負担金が180万円ほど残ってしまっているという点です。
これに関しては、同団体へ確認して建設負担金は、建設費用等としてすでに充当されているのかどうか。あと出資金が17万円残っているんですが、本当に残っているのか?既に払い戻しを受けている場合には、残ってちゃだめですからねぇ。同団体へ詳細を問い合わせるしかありません。
その他では、特に気をつけるようなところはありませんでした。ざっと確認したところでは、結果はマイナスとなって法人税等は発生しなさそうですので、消費税の課税区分などを気をつけて、チェックしないといけません。
あと、多額の社長借入金が残っているので、これを100万位ずつ贈与していくのも考えておく必要があります。ただし、来年の改正でこういったケースでは暦年の贈与が相続に持ち戻される期間(現行3年)が大幅に延長されるかもしれないので、注意しておかないといけませんね。