2021年10月13日水曜日

住宅借入金の繰上返済

家を建ててから、はや10年が経過しました。


住宅借入金の特別控除も終了し、繰上返済をしても良いかなと考えています。


繰上返済した方が良いのか、しない方が良いのか検証してみることにしました。


1.繰上返済した場合にお得になる金額

 (1)金利の金額

 (2)△手数料の金額


(1)金利の金額

金利の計算は、返済表をエクセルで用意して、利息部分を集計するとわかります。


だいたい50万円くらいでした。


(2)△手数料の金額

繰上返済の手数料については、ネットで調べてもわからないので銀行で聞いてきました。


繰上返済の手数料は不要で、契約書の印紙代200円だけでOKとのことでした。


ただし、全額一括返済すると少々手数料がかかるので借入残高を少しは残してね。とのことでした。


ということで、

1.繰上返済した場合にお得になる金額は、だいたい50万円くらい。


繰上返済した場合に無くなるものは、団信保険による借入残高の保証です。


もし私が死亡した場合には、借入金が全額免除になるというものですが、返済してしまえばその保証も無くなります。


このため、同じ効果を得られるようにするために、残りの期間に死亡した場合に同額程度の保険金をもらえる保険に入ることを考えました。


その際の保険料は、ちょっとわからないので、今の保険の金額を参考にしました。


一応、今入っている保険は、私が死亡した際に月20万円を18年間支給してもらえるものです。


で、保険料が、年間約9万円です。


保証として必要な金額は月6万くらいなので、この保険料を6/20にします。


すると、年間2万7千円くらい必要になると思われます。


借入金の残存期間を乗じてみると60万円を超えてします。


結果、このまま団信保険を継続した方がお得という結論です。



今回のケースでは保険料が正しいか全然わからないので、もし、保険料がなかったと仮定しても、死亡した際の相続税を考慮すると、明らかに団信保険の方がお得です。


団信保険は、借入金がなくなるだけなので、相続税は関係ありません。


逆に生命保険で同額をもらうとなると、保険金に対しては相続税がかかってきます。


以上を考慮すると、明らかに借入継続が有利でした。そのまま現状維持です。


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