新規創業の方だったのですが、創業関係でもいくつか種類があって悩ましい。
新規開業資金
新創業融資制度
創業支援貸付利率特例制度
他にも業種を特定して用意されているもので関連するのかどうかわからないものもあります。
いろいろと調べてみる限り、実績がない割には、創業時の資金は比較的借りやすそうなので、借りるのであれば、最初の決算をする前が良いのかもしれません。
ただ、開業後に借りる場合には、実際の営業状況を分かるようにするために帳簿を付けておく必要はありますね。
試算表を見せられるくらいにはしておきたいものです。
あとは、実際に資金繰予測を立てておくことは必要でしょうね。
今回は資金繰りの計画は一緒に立てさせていただくこととしました。
収入の予測と支出の予測、収入は具体的にいくらのものをいくつ売るのかで算出して、現実可能と思われる範囲の実行計画を付け加えます。
支出については、ある程度制御可能なので、普通に計画を立てれば良いかと思います。
後は、楽観的計画と悲観的計画を用意しておき、実行可能性の判断をしたうえで借り入れをしたいものです。
借入の際に提出する資料としては、状況によって変わるかもしれませんが、借入したい金額が悲観的シナリオで問題なさそうなら、極力悲観的シナリオにしておくべきですね。
悲観的シナリオ程達成可能性は高いと判断されるでしょうし、達成可能性も高くなります。
決算書は通常金融機関に提出するため、達成度が高い方がやはり印象がいいですからね。
あとは、計画を細かく立てることで、具体的な実行計画を立てやすくなると思います。
ただし、注意点としては計画ばかり精緻に作ることに集中して時間をかけすぎたり、考えてばかりで動けなくなることでしょうか。
実際には考えてもその通りに行かないことも多いですし、動かないと収入は立たないですから、とにかくやってみる。
そしてやりながら考える。これは重要ですよね。