2017年4月11日火曜日

子会社株式の評価損計上と連結


とある案件で、会計処理上、親会社から子会社株式の評価損を計上しなければならない。

と言われ、子会社株式の評価損の計上は、どのようにするのか?

悩ましいなぁなんて思っていたのですが、単純に純資産まで評価損を計上したんで

良いよとのこと。



設立した際に子会社へ出資をすると、取得価額と出資金の額は、当然同額です。

その後、利益が出て繰越利益剰余金にどんどん利益が積みあがっていきますが、

大災害等の理由で大きな損失が発生したり、経営不振で赤字が続いたりしたような場合には、

利益剰余金を超えてマイナスが拡大してしまうことがあります。


こうなってくると、資本金を侵食して出資した資本金が減ってしまったという状態になるわけですね。

すると、出資した子会社株式の取得価額と純資産価額との差額が発生してしまうわけだから、

その差額分だけ子会社株式の評価損を計上して、子会社株式の帳簿価額と子会社の

純資産価額を同じにしておきましょうということらしいです。


そのマイナスが大きくなって債務超過となってしまった場合には、結局0円まで評価損を計上

するということになります。

その後、その子会社がV字回復を遂げ、大きな黒字となり、債務超過が解消されたとします。

しかし、会計ではこのような場合の評価益を計上するというような規定がないそうで、

このような場合には、子会社株式と純資産価額に食い違いが発生してしまうけど、

それはそれで仕方がたないことのようですね。一応、この差額がのれんと言われているものです。



そして、連結をする場合には、投資と資本の相殺消去が行われるわけですが、

投資である子会社株式の取得価額と資本金との差額がのれんとして計上され、

これを何年かで償却していくという処理となるんですね。

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